【デザインの配色に悩んだら】カラースキーム選定に役立つツール7選

Webサイトのデザインを制作するとき、レイアウトや素材、コーディング方法など、様々なことで悩むと思います。しかし、中でも必ず悩むのが色、サイトカラーの選択ではないでしょうか。
レイアウトまで作業がスムーズに進んでも、色の選択で悩み時間がかかってしまうことはよくあります。
今回は配色を決める際に便利なツールをご紹介します。これらのツールを使えば、悩む時間を短縮できるだけでなく、今まで気づかなかった配色の重要性を感じ、一歩上のWebデザインを作ることができます。
インスピレーション:Behance

カラースキーム生成サイトではありませんが、配色のインスピレーションに役立つのが「behance」。様々な分野のクリエイターが作ったオンラインポートフォリオから作品を閲覧できます。
国内外のクリエイターの作品が集まっているので、新しいインスピレーションを得られることは間違いありません。フィルターから、カラーを選択すると様々な分野の作品が一覧で閲覧できます。
Adobeのアカウントを持っていれば自身の作品も手軽に公開できます。
インスピレーション:Dribbble Colors

Dribbbleは、UIのインスピレーションを受けることができます。
カラーコードを入力して、画像検索することもできます。カラーパレットから色を選択することも可能です。
検索結果には、近似色も同時に表示されますので、他のクリエイターがどのような配色でサイトを制作しているかとても勉強になります。
インスピレーション:Designspiration

Designspirationは、使いたい色が決まっていて、組み合わせの例を探したい時に役立ちます。
フリーワード検索の右側にある、筆のアイコンをクリックすると上記のカラーパレットが表示されます。
最大5色までの色を選択することができ、検索条件に一致する画像を見つけることができます。
UI的にはPinterestと似ているので、画像からの検索はジャンルごとの閲覧も可能です。好みの色を使った様々なジャンルのデザインを見れるので、カラーパターンの引き出しを増やすのに役立ちます。
カラースキーム:Coolors

Coolorsは、複数の色でカラースキームを作成する便利なツールです。ログインしなくても利用できることも大きな特徴です。
「Start the Generator!」から進んでいただくと、上記のカラーパレットが表示されます。
スペースキーを押すだけで、様々なパレットが表示されます。
それぞれの色に対し、細かな調整ができることはもちろん、南京錠のマークをクリックして色を固定することができます。色を固定し再度スペースキーを押すと、固定した色以外が変わり別のカラースキームを用意してくれます。
画像から色の抽出も可能です。お気に入りの風景やポスターからお好きな色をピックアップした配色をつくれますね。
カラースキーム:Adobe Color

Adobe ColorはAdobeが提供している無料の配色デザイン作成ツールです。類似色、モノクロマティック、トライアド、補色、コンパウンド、シェード、カスタムなどカラースキームが用意されています。
Web版とデスクトップ版が提供されており、Web版を使用すると、カラーホイールでカラースキームを作ることができます。探索機能を使えば、自分で作成する手間なく大量のカラーパレットから配色を見つけることも可能です。
トレンドタブでは、最近のトレンドとなっている配色もチェックできるのでチェックしておきましょう。
カラースキーム:Paletton

PalettonはAdobe Colorに似ています。直感的に色の組み合わせを考えられるので、操作も簡単です。Palettonは選んだ色の組み合わせから様々な配色パターンの一覧が表示されるので、好みのものを選択できるのが特徴です。
色調の調整や反対色の追加など、細かく調整できるので、色についてこだわりがある方に適しているでしょう。
カラースキーム:Color Hunt

様々な配色パターンが掲載されています。人気のパレットや急上昇のパレットなど、絞り込んで検索も可能です。
さらに、ビンテージやレトロ、ネオンなど色をイメージするキーワードから探せるので、サイトのイメージからも簡単に探せます。
まとめ:配色パターン作成に役立つサイト
今回は、Webデザインで避けては通れない色の選択について、ご紹介しました。
上記のツールを利用すると、適切な色の組み合わせが見つかりやすくなります。
実践を繰り返して、よりよいWebデザインを作ることはもちろん、カラースキームを選択する楽しさを感じていただけると嬉しいです。
Webデザインには、配色パターン以外にも様々なスキルが必要です。これからWebデザイナーを目指したい方はITスクールに通って総合的にスキルアップするのも一つの手ですよ。