プログラマーにおすすめの資格10選|資格取得のメリットや勉強方法とは

プログラマーとして働いている方のなかには、資格を取得して今後のキャリアアップに生かしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

また、未経験からプログラマーを目指すにあたって、面接を有利に進められる資格があるのか気になっている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、プログラマーの仕事に役立つ資格の種類や取得のメリットを解説します。具体的な学習方法も併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

プログラマーになるために資格はいらない?

プログラマーになるために資格はいらない?

プログラマーは、医師や税理士のように資格がなければできない仕事ではありません。
しかし資格はスキルの証明になるため、プログラマーとしての就職に有利に働く場合があります。

資格取得に向けた学習過程で専門知識が身に付きますし、自分の強みを理解するうえでも役立ちます。

業界未経験者で、最初に何から学べばよいかわからない場合は、基礎知識を多く学べる初心者向けの資格取得をめざすとよいでしょう。

プログラマーの関連資格を取得するメリット3選

プログラマーの関連資格を取得するメリット3選

プログラマーは資格取得が必須の職業ではありませんが、資格があればキャリアの幅を広げるのに役立ちます。

プログラマーが資格を取得するメリットは、主に3つです。

  • 自分のスキルを証明できる
  • プログラマーに必要な知識を体系的に吸収できる
  • キャリア・収入アップにつながる


ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。


メリット1:自分のスキルを証明できる

資格取得のメリットは自分のスキルを証明できることです。

例えば、フリーランスプログラマーの場合、資格そのものが応募条件に含まれているケースもあります。
経験が浅い方だと、ポートフォリオで実力や実績を証明することが難しく、案件獲得に苦戦することも多いです。実績が乏しい人ほど、客観的にスキルを証明することが難しいため、資格の重要性が高まります。

就職活動時には、資格を保有していることで関連分野で働く意志が強いことをアピールできます。また、他の応募者との差別化が可能です。選考時に同程度のスキルを持つ応募者が2人いる場合、資格保有者を採用する傾向にあります。

メリット2:プログラマーに必要な知識を体系的に吸収できる

プログラマーとして仕事をしていくには、コーディングなどさまざまなスキルを学ばなければなりません。独学の場合、学ぶべき内容や順番がわからず思うように進まないケースもあるでしょう。

しかし、資格取得を目指して勉強すれば、資格取得に関わる知識を体系的に学べます。特にスクールを利用すると、わからないところを講師に質問でき、疑問点をその場で解消できます。試験合格を目標にすることで、モチベーションを維持しやすい点もメリットです。

メリット3:キャリア・収入アップにつながる

資格があれば、キャリアアップや収入アップがしやすくなります。その一例が、資格手当です。資格手当に関する制度がある企業に就職すると、基本給に資格手当が上乗せされ、収入アップも夢ではありません。

キャリアプランをより早く実現する点でも、資格取得はメリットがあり、プログラマーとして就職後も、継続的に勉強を続けることで、ワンランク上の人材へと成長できるはずです。

プログラマーにおすすめの資格10選

プログラマーとして、キャリアアップするために、資格が有益であることはわかりました。では、プログラマーに必要な資格とはなんでしょうか。
ここからはプログラマーにおすすめの資格を10選に絞ってご紹介します。



  • ITパスポート試験
  • PHP7技術者認定初級試験
  • Ruby技術者認定試験
  • 基本情報技術者試験
  • マイクロソフト認定試験
  • C言語プログラミング能力認定試験
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • Pythonエンジニア認定試験
  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Oracle認定Java資格


資格ごとに得られるスキルや難易度が違うので、事前に把握しておきましょう。

資格1:ITパスポート試験

ITパスポート試験は、IoTやAIなど、比較的新しい分野でのIT知識の証明ができる資格です。

ITパスポート試験は難易度の高い資格ですが、取得するとプログラマーとしてだけでなく、他職種への転身や長期キャリアの形成にも役立つ有益な資格です。特に、プログラマーからシステムエンジニアにステップアップした際に必要なプロジェクトマネジメントに関する知識も、資格の勉強を通して身につけることができます。


ITパスポート試験
運営 IPA独立行政法人 情報処理推進機構
受験料(税込)
7,500円
難易度
合格率:約50%
合格ライン
総合評価点:600/1,000点以上
分野別評価点:各300/1,000点以上
受験方法
CBT
随時

(参考:IPA独立行政法人 令和3年度「iパス(ITパスポート試験)」の年間応募者数等


資格2:PHP7技術者認定初級試験

PHP言語は、サーバーからのデータ操作やWebアプリ開発に用いられる言語です。

PHP7技術者認定初級試験は、PHP言語を用いたプログラミングの技能を証明する資格であり、PHP言語を専門としてキャリア形成したい方に適しています。

初心者の方は、まず難易度の低いPHP7技術者認定初級試験の取得から目指しましょう。


PHP7技術者認定初級試験
運営 PHP技術者認定機構
受験料(税込)
13,200円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:70%以上
受験方法
CBT
試験会場で随時


資格3:Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、Rudyをベースとしたシステム設計に関する知識やスキルを証明する試験です。

Rudyは数あるプログラミング言語の中でも、理解しやすい言語であり、プログラミング初心者にもおすすめです。Rudyを使用する案件は非常に多く、Rubyを理解することで他のITエンジニアから仕事を引き継ぎやすくなります。プログラミングの入門として、Ruby技術者認定試験を受験するとよいでしょう。


Ruby技術者認定試験
運営 一般財団法人Rubyアソシエーション
受験料(税込)
16,500円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:非公開
受験方法
CBT
随時

資格4:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、主にプログラミングの基礎知識を問う資格であり、IT経験のない方が最初に取得すべき資格です。

試験で問われる内容は、指導者の下でシステム設計・開発・運用ができるレベルに留まります。

どの資格を取得すべきか迷っている方は、基本情報技術者試験の勉強をしながら今後のプランを考えるのもよいでしょう。


基本情報技術者試験
運営 IPA独立行政法人 情報処理推進機構
受験料(税込)
7,500円
難易度
合格率:25%前後
未経験者でも受験可能だが、十分に時間をかけて勉強する必要がある
合格ライン
60点以上/100点満点
受験方法
CBT
随時

(参考:基本情報技術者試験ドットコム


資格5:マイクロソフト認定試験

マイクロソフト認定試験は、マイクロソフトに関する情報処理の知識やスキルを問う資格です。そのため、実践的なプログラマーのスキルを得られるわけではありません。しかし、業界未経験者が取得していると、企業から意欲を評価されるケースがあります。

マイクロソフト認定試験は、さまざまなロールが設定されており、試験により資格取得のフローが異なります。自分が描くキャリアプランに合った資格取得をめざすのがよいでしょう。


マイクロソフト認定試験
運営 株式会社オデッセイコミュニケーションズ
受験料(税込)
1科目:13,200円
難易度
合格率:試験の種類により異なる
合格ライン
700点以上/1,000点満点
受験方法
CBT
随時

資格6:C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語に関するプログラミングスキルを証明する資格です。試験は1級から3級まであり、履歴書に記載する場合は2級以上を目指すとよいでしょう。

C言語のメリットはソフト、アプリの開発に幅広く用いられており、活躍できる機会が豊富な点です。また、需要があるため収入アップが狙いやすいメリットがあります。

C言語プログラミング能力認定試験
運営 株式会社サーティファイ
受験料(税込)
1級:7,800円
2級:6,400円
3級:5,200円
難易度
平均合格率:70.3%(2021年度)
合格ライン
正答率:60%以上
受験方法
CBT
級によって会場・日程は異なる

(参考:サーティファイ C言語プログラミング能力認定試験


資格7:Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験は、Javaを用いたアプリ開発のスキルが問われる試験です。認定基準は1級から3級の3段階あり、自分のスキルレベルに合わせて試験を受けられます。

JavaはC言語をベースとしたプログラミング言語で、さまざまなOSに使われています。海外の案件でも使用されている汎用性の高い言語のため、身につけておいて損はありません。


Javaプログラミング能力認定試験
運営 株式会社サーティファイ
受験料(税込)
1級:7,800円
2級:6,400円
3級:5,200円
難易度
平均合格率:59.4%(2021年度)
合格ライン
正答率:60%以上
受験方法
CBT
級によって会場・日程は異なる

(参考:サーティファイ Java™プログラミング能力認定試験


資格8:Pythonエンジニア認定試験

Pythonエンジニア認定試験は、Pythonに関するスキルを証明する資格です。試験は3段階に分かれており、実力アップによって、上位の資格取得を目指せます。

Pythonはコードがシンプルで短く、汎用性が高いという特徴があります。コードが短く、記述やエラー発見にかかる時間を短縮できるため、業務効率化を進めるのにも適した言語です。

PythonはAIやIoTなどの先端技術開発にも用いられており、今後も需要が高まることが予想されます。AIエンジニアになりたい方や最先端技術開発に携わりたい方は、Pythonエンジニア認定試験の資格取得を目指すとよいでしょう。


Pythonエンジニア認定試験
運営 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会
受験料(税込)
11,000円
難易度
Python3 エンジニア認定基礎試験:約80% *1
Python3エンジニア認定データ分析試験:約80% *2
Python3 エンジニア認定実践試験:約50% *3
合格ライン
正答率:70%以上
受験方法
CBT
試験内容によって会場・日程は異なる

(参考:*1日本資格取得支援 Python3 エンジニア認定基礎試験

(参考:*2IT Leaders Python 3エンジニア認定データ分析試験の受験者が開始2年9カ月で1万人に到達

(参考:*3一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会 Python実践試験の合格率が50%前後に


資格9:HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験では、Javascript、マルチデバイス対応、HTML5と幅広い知識が問われます。

Webコンテンツの制作やシステム間連携に関する問題が出題されるため、実践的なスキルを得たい方や複数の分野で生かせる知識・スキルを身につけたい方におすすめです。


HTML5プロフェッショナル認定試験
運営 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
受験料(税込)
16,500円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:約7割
受験方法
CBT
随時

(参考:HTML5プロフェッショナル認定試験 よくあるご質問


資格10:Oracle認定Java資格


Oracle認定Java資格は、指導者がいれば開発できることを証明する資格です。初心者向けの資格となっており、Javaを初歩から学びたい方に適しています。Javaを1から学びたい人は、Oracle認定Java資格を足掛かりに、他の資格取得も目指しましょう。


Oracle認定Java資格
運営 日本オラクル社
受験料(税込)
Bronze1:14,630 円
Silver:37,730 円
Gold:37,730 円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:Bronze:60%
Silver:63%
Gold:新規 63%
移行者 61%
受験方法
CBT
随時

プログラマーの資格取得に向けた3つの勉強方法

プログラマーの資格取得に向けた3つの勉強方法

プログラマー関連の資格取得に向けた勉強法は、主に3つあります。


  1. 独学する
  2. プログラミングスクールに通う
  3. 大学に入る


各学習方法には、異なる特徴があります。自分に合ったものを選べば、より効率的に学習を進められます。

それぞれの学習方法の特徴を解説するので、自分に合ったものを選んでください。

方法1:独学する

独学では、テキストなどを購入して自力で資格取得を目指します。独学のメリットは、勉強費用を抑えられる点、スケジュールに融通が利く点です。独学は、勉強時間を思うように確保できない社会人に適しています。

一方で、疑問を自力で解決しなければいけない点やモチベーション維持が難しい点がデメリットです。人目がない分、自己管理が求められ、個人の努力がより強く求められる勉強方法です。

方法2:プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールでは、現役エンジニアなど、スキル・キャリアのある講師から指導を受けられます。疑問点を講師に質問できるため、学習につまずきにくい点もメリットです。

また、プログラミングスクールによっては他の受講生との共同授業があり、同じ目的を持った方と一緒に学ぶことで、モチベーションを維持しながら学習を進められます。ポートフォリオを制作するスクールもあり、就職活動やフリーランス、副業の案件獲得にも生かせるメリットがあります。


プログラマーを目指せるITスクールはこちら

方法3:大学に入る

大学でプログラミングに関連する学部に入学すれば、早い段階で知識を得られます。現場であまり使われない学術的な知識も多いですが、時間をかけてプログラミングを学びたい方におすすめです。

まとめ:資格を取得してプログラマーとしてのキャリアアップを目指そう

本記事ではプログラマーが資格を取得するメリットや、おすすめの資格、学習方法について解説しました。プログラマーは資格がなくてもなれますが、取得すればスキルをアピールできる職種です。

プログラマーとしての能力は、扱うプログラミング言語や開発における役割など、さまざまな部分で差が出ます。自分のキャリアプランに合った資格を取得すれば、より効率的に収入アップが叶います。ぜひ自分に合った資格を取得してください。

プログラマーを目指せるITスクールはこちら

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