キャリアアップ・キャリアチェンジに有利なIT系資格を紹介!

キャリアアップ・キャリアチェンジに有利なIT系資格を紹介!

IT資格の取得は、自身の専門知識を証明するだけでなく、キャリアアップや転職にも大きなメリットをもたらします。

しかし、IT資格は多種多様で、どの資格を選べばよいのか迷ってしまうこともあります。今回の記事では、就職や転職で有利となIT資格を紹介します。

IT系資格取得のメリットとデメリット

IT系資格取得のメリットとデメリット

IT系の資格を目指すのであれば、メリットとデメリットをそれぞれ知っておくことが大切です。
IT系資格を取得することで得られるメリット、そして覚えておきたいデメリットについて解説します。


メリット1. 資格の取得を条件としている仕事に就ける


IT系の企業では、資格の取得を採用の条件とする場所も多いです。転職やキャリアアップを考えると、資格は自身の専門的な知識や能力を証明する大きなアピールポイントとなります。特定の資格を持っていると、多くの企業での就職や転職のチャンスが広がり、キャリアの展望も拡大します。


メリット2. 求められる技能であれば優遇につながる


資格が必須ではない企業であっても、IT技能の証明として資格を持っていることは、給与や昇給、昇進の優遇につながる可能性が高まります。特に、実務経験がない未経験者を採用している企業では、資格の所持は大きなアドバンテージとなるでしょう。


メリット3. キャリアアップを効率よく目指せる


「どのようなキャリアを目指したいのか」を明確にし、それに基づいて資格を取得することで、効率的なキャリアアップが期待できます。資格取得の過程では、時間の使い方が上手になり、それが仕事の効率向上にも寄与します。


メリット4. 自信がつく


資格取得によって、一定のスキルや知識を他者に証明できます。これにより、自分の努力が具体的な形で報われる実感が得られ、自己評価が高まります。さらに、他者からの評価も上がり、自信を深めることができます。


メリット5. 様々なビジネススキルが高まる


資格取得を通じて、タイムマネジメント能力、情報収集能力、集中力、セルフマネジメント力などのビジネススキルを身につけることができます。身につくのは資格に関する知識だけではなく、社会人として日常においてもこれらの能力が養われます。

忙しい日々の中で学習を効率的に進めるため、適切なスケジューリングが必要です。例えば、朝1時間早起きして学習するなど、自分との約束事を守ることが大切です。また、合格に向けて参考書やソフト、道具などのリサーチ能力も向上します。

このように資格取得で磨かれたスキルは、仕事の場面でも大いに役立つことでしょう。

デメリット1. 資格取得には相応のお金がかかる


IT系資格取得のデメリット



資格取得には、受験料や参考書などの教材にかかる費用が必要です。

独学の場合は参考書の費用程度で済むため、独学を始める方もいらっしゃいますが、ノウハウがないと難しく、結果的に何冊もの参考書を購入するなどして費用が増えるケースもあります。


さらに、難易度の高い資格の場合、専門の講師による講座を受講することで効率的に学ぶことができます。その際は入学料や受講料も考慮する必要があります。


デメリット2. 資格取得には相応の時間がかかる


資格を取得するには、お金だけでなく、時間と労力が必要です。

資格取得には一朝一夕に身につくようなレベルではなく、専門レベルの知識です。しっかり習得するためには継続的な勉強が欠かせません。特に社会人の場合、日常の忙しさの中で勉強時間を確保するのが難しいこともあるでしょう。


しかし、忙しい中でも隙間の時間を利用して資格を取得した人は少なくありません。その労力は、間違いなく将来の価値として返ってきます。


デメリット3. 時代の変化によってその資格の価値が変わる可能性がある


資格を取得したからといって、それがいつまでも価値のあるものとは限りません。
たとえば昨今で言うところのAI技術の発展など、時代の変化や技術の革新により、これまでの価値観が揺らぐ可能性があるのです。

これは、資格についても同様のことがいえます。
従来は業務を行うために専門的な技術を要していたところ、技術が進んだことでこれまでのやり方は古いものとなってしまうかもしれません。

資格は、その時代のその業界を生き抜くための武器です。
時代に合った資格かどうか常に考えながら、柔軟に対応していくことが大切です。
また、将来的に資格自体が重要視されなくなったとしても、そこで得られた知識や技術が新たな資格の取得に役立つ可能性もあります。

IT系の資格をはじめ、目指す職業に関する資格を効率よく取得するためには、実績のあるスクールを選ぶことが大切です。
以下の検索を活用し、スムーズな資格取得につなげてください。

IT系資格にはどんな種類がある?

IT系資格にはどんな種類がある?

続いて、IT系資格の種類について見ていきましょう。
IT系の資格は一部の例外を除いてほぼ全てが認定資格です。
認定資格とは、その分野において実力や能力があることを資格実施団体が認定するものです。
厳密にいえば認定資格を持っていないからといって、その業務ができないわけではありません。

対照的なものとして運転免許が挙げられます。この資格は、取得によって車の運転が可能になり、持っていなければ運転をしてはいけません。
IT系の資格は、大きく分けて国家資格と民間資格の計2つに分類できます。それぞれの特徴について見ていきましょう。


国家資格


国家資格は、管轄の省庁によって3つの資格試験が実施されています。


  • 情報処理技術者(経済産業省):IT国家資格として最も認知度が高い資格
  • 技術士情報工学(文部科学省):大学や研究期間に従事する方向け
  • ネットワーク接続技術者工事担任者(総務省):通信工事業者に勤務する方向け

国家資格の取得を目指す際は、試験で特定のベンダー名や商品名を出せないことを覚えておきましょう。
たとえばMacintoshやWindowsといった商品名ではなく、OSと答えます。具体的な技術知識ではなく、概念的な知識が問われる試験です。


民間資格


民間資格は、販売業者やメーカーが手がけるベンダー資格と民間団体が発行する資格とに大別されます。
前者は、Microsoft Office Specialist(MOS)やシスコ技術者認定などが挙げられます。情報検定や日商PC検定、LPICは民間団体が発行する資格です。

販売業者やメーカーばかりが得をするようなシステムではなく、たとえば市場シェアが独占的に高い場合、そのベンダー資格を取得していることはかなり大きな意味を持ちます。

民間団体が発行する資格も実務的な知識やスキルが身につくため、キャリアアップやスキルアップに活かせます。
国家資格は取得してしまえばいつまでも履歴に残りますが、民間資格には有効期限が設けられているケースが多いです。


IT系資格における分野について


資格には上記2種類が存在すると紹介しましたが、それぞれにおける分野は非常に幅広いものとなっています。

IT系資格というと、プログラミング系の資格を先に思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実際にはWebデザインやWebディレクション、Webマーケティング、Webライティング、動画制作など、趣味や教養レベルのものから転職で有利になるものまでとても幅広い分野があるのです。

次章からは、実務スキルが向上してキャリアアップにつながる資格について紹介していきます。


【職種別に紹介】キャリアチェンジ、キャリアアップに有利な資格

【職種別に紹介】キャリアチェンジ、キャリアアップに有利な資格

ここでは、キャリアチェンジやキャリアアップに有利となる資格を職種別に紹介します。年収の目安や仕事の内容などを簡単にまとめました。


プロデューサー・ディレクター


Web上で扱うプロジェクトの全体を取りまとめ、進行管理など総括的な業務を担う職業です。年収は平均として400〜600万円ほどとされています。

おすすめの資格は以下の通りです。


プロデューサーやディレクターは直接制作に手を出すことは少ないですが、仕組みを理解しておくことは全体の進行をまとめるうえで重要なことです。
そのため、Webクリエイター能力認定試験のようなデザイン・コーダー系の資格も取得を目指すとよいでしょう。



Webディレクターに関する資格について、詳しく知りたい方は下記記事も併せてご覧ください。

分析者


アナリストとも呼ばれる職業で、データの収集や分析を専門的に取り扱う職業です。年収は平均で450万円ほどとされています。

おすすめの資格は以下の通りです。



資格取得できるIT系スクールの選び方

資格取得できるIT系スクールの選び方

IT系資格の取得を目指す際にポイントとなるのが、スクールの選び方です。とにかく評判がよいところを選ぶことも大切ですが、自分の目的に合っているかどうかも確認しましょう。

重要となるのは、以下5項目です。


  • 自分のやりたいことについて:希望する業務内容に適しているか
  • 自分の目的について:転職や昇進、独立など自分の目的を明確にする
  • 合格率:資格合格率が高いスクールの方が信頼できる
  • かかる費用:予算の範囲内で無理なく通えるか
  • 受講期間:計画的に資格取得を目指すために確認は必須

資格を取得できるIT系スクールを選ぶ際は、上記5点を中心に比較することが大切です。
とくに重視する点で絞り込み、最適なIT系スクールを選択してください。




よくある質問

よくある質問
IT系資格を全体として見た際に、多くみられる質問についてご紹介します。
   

人気の資格は?


ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験。 職種を問わず、さまざまなシーンで活躍するIT系資格です。
 

コスパの良い資格は?


ITパスポート、Microsoft Office Specialist、G検定。 この3つは、汎用性が高く取得難易度もそれほど困難ではないため、コスパが良いと言えます。
 

これから需要が高まる資格


ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験。
ITの人材が不足しているため、基礎的な知識が証明できる資格はもちろん、高度な知識を要する資格もこれから需要が高まっていくと予想されます。
 

そもそも資格って意味あるの?


資格の取得は、学習の過程でその分野に対する知識が高まるため、実務能力の向上につながります。また、仕事の幅が広がったり、キャリアアップにも役立つことがあります。
取得した資格を履歴書に記載することで就職や転職の際にアピールできるでしょう。

まとめ

費用や手間はかかるものの、キャリアアップやスキルアップのために資格取得は大変おすすめです。実績のあるスクールを選ぶことで、資格取得の可能性は大幅にアップするでしょう。

自分の目的や現在の状況に合わせて、適切なスクールを選ぶことが大切です。

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