フロントエンドエンジニアに役立つ資格6選!資格取得のメリットも解説

これからフロントエンドエンジニアを目指すなら、資格取得を検討しましょう。資格を取っておくとスキルの証明や事前学習などに役立つため、転職に有利に働きます。

この記事では、フロントエンドエンジニアのおすすめの資格を6つピックアップ。併せて資格取得のメリットや学習方法を解説していきます。ライバルと差を付けるために、ぜひ、記事を読み込み実践してください。

フロントエンドエンジニアの概要

まずはフロントエンドエンジニアがどのような職種なのか、将来性がある仕事なのかを詳しく見ていきましょう。

ここでは、次の4点について解説していきます。


  • 業務内容と必要なスキル
  • 平均年収と将来性の高さ
  • バックエンドエンジニアとの違い
  • マークアップエンジニアとの違い

学習を始める前に、フロントエンドエンジニアの概要を確認しましょう。


業務内容と必要なスキル




フロントエンドエンジニアは、ユーザーの目に触れる部分であるWebブラウザ側を構築する仕事を担います。Webデザイナーが設計したデザインを、Webブラウザで表示させるのが仕事です。



必要なプログラミング言語はHTMLやCSS、JavaScriptなどです。以前は「フロントエンドエンジニア」という職種はありませんでしたが、JavaScriptの高度化・需要の高まりから、プログラマーに近いポジションとして確立されました。

フロントエンドエンジニアは現場によっては、デザインやディレクターの業務を担うことがあります。さまざまなスキルと掛け合わせていけば、多くの現場で重宝される人材になれるでしょう。


平均年収と将来性の高さ


マイナビAGENTによると、フロントエンドエンジニアの平均年収は385万円。日本人の平均年収は458万円なので、比較すると高年収には見えないかもしれません。しかし、キャリアを積むと年収が上がりやすい職種です。

フロントエンドエンジニアの平均年収の年齢別内訳を見ると、20代が313万円、30代が457万円となっていて、比較すると144万円の開きがあります。着実に経験を積みスキルアップしていけば、年収アップが見込めます。
また、フロントエンドエンジニアに欠かせないプログラミング言語はJavaScriptです。Web系のフロント開発において代用できる言語が少なく、世界的にもニーズの高い言語だと言えます。
JavaScriptを使ったWebサイトは、今後も需要が高くなるでしょう。そのため、使いこなせるようになると、さらなる年収アップが期待できます。

これらの理由からフロントエンドエンジニアは、将来性が期待できる職種だといえるでしょう。

バックエンドエンジニアとの違い


バックエンドエンジニアは、ユーザーの目に見えない部分の処理を担う仕事です。例えばWebサービスのログイン・会員登録の環境構築など、裏側の処理を行います。

それに対してフロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接目にする画面側の開発を行なう仕事です。 Webサイトやアプリケーションの外観、入力フォームやボタンなどの部分を実装します。

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアは、それぞれの役割を担い、1つのWebサービスを構築するのが仕事です。


マークアップエンジニアとの違い


マークアップエンジニアは、Webデザイナーが作成したデザインを基に、コーディングし、Webサイトを作る仕事です。 主にHTMLやCSSを用いて、テキストや画像をブラウザに表示させていきます。

フロントエンドエンジニアはHTML、CSSに加えてJavaScriptやPHPなどを用いて、動的なページを作る事ができます。 データーベースとの連携を行なうこともあるため、フロントエンドエンジニアの方が高いスキルを求められるでしょう。

マークアップエンジニアとフロントエンドエンジニアの違いは絶対的なものではなく、企業によって捉え方が異なります。

フロントエンドエンジニアの役に立つ資格6選

フロントエンドエンジニアになる際に、資格取得は必須ではありませんが、有利に働きます。

ここではフロントエンドエンジニアを目指す方におすすめの資格を6つ、紹介していきます。




  • 基本情報技術者試験
  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Webクリエイター能力認定試験
  • ウェブデザイン技能検定
  • Ruby技術者認定試験
  • ウェブ解析士

それぞれどんな資格なのかを把握し、取得の際は参考にしてください。

資格1:基本情報技術者試験


基本情報技術者試験は、エンジニアとして働く基礎が詰まった国家資格です。取得すれば、国が定義する「ITの基礎知識」のラインをクリアできます。

試験内容はシステム開発・運用、データベース、セキュリティなど網羅的に出題されます。ITエンジニアになるために、前提知識を習得するのに適した資格です。


基本情報技術者試験
運営 IPA独立行政法人 情報処理推進機構
受験料(税込)
7,500円
難易度
合格率:25%前後
未経験者でも受験可能だが、十分に時間をかけて勉強する必要がある
合格ライン
60点以上/100点満点
受験方法
CBT
随時

(参考:基本情報技術者試験ドットコム


資格2:HTML5プロフェッショナル認定試験


HTML5プロフェッショナル認定とは、HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術・知識の取得を認定する制度です。

学習した知識がフロントエンドエンジニアの業務にストレートに活かせることや、資格取得によりキャリアアップにもつなげられます。
レベル1では基礎的なマークアップ技術が必要で、レベル2ではJavaScriptが加わった高い技術が求められます。


HTML5プロフェッショナル認定試験
運営 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
受験料(税込)
16,500円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:約7割
受験方法
CBT
随時

(参考:HTML5プロフェッショナル認定試験 よくあるご質問


資格3:Webクリエイター能力認定試験


Webクリエイター能力認定試験は、フロントエンドエンジニアに最低限必要となる知識を得られる資格です。
試験では環境構築、設計、開発、コーディング、デザインなどフロントエンド開発のすべてが出題されます。

独学でも取得できるので、これからフロントエンドエンジニアを目指す方に適した資格といえます。


Webクリエイター能力認定試験
運営 株式会社サーティファイ
受験料(税込)
エキスパート:7,500円
スタンダード:5,900円
難易度
合格率:90.5%(2021年度平均合格率)
合格ライン
エキスパート:知識問題と実技問題の合計得点率65%以上
スタンダード:実技問題の得点率65%以上
受験方法
CBT

(参考:Webクリエイター能力認定試験 試験内容


Webクリエイター能力認定試験合格を目指せるスクールはこちら

資格4:ウェブデザイン技能検定


ウェブデザイン技能検定は、主にデザインのスキルを問われる国家資格で、求められるレベルに応じて1〜3級の3等級に分かれています。
学科ではHTMLやCSSについて、またコンピューターウイルスや法律などの知識が問われ、実技ではHTMLの編集や画像の作成・加工などを行なう試験です。

3級の受検資格は、ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者です。そのため、これからフロントエンドエンジニアを目指す方に最適な資格といえるでしょう。


ウェブデザイン技能検定
運営 特定非営利活動法人 インターネットスキル認定普及協会
受験料(税込)
1級学科:8,000円/実技:25,000円
2級学科:7,000円/実技:16,000円
3級学科:6,000円/実技:8,000円
難易度
1級合格率:10~20%
2級合格率:30~40%
3級合格率:60~70%
合格ライン
70/100点以上
受験方法
年に数回実施
※1級のみ学科・実技が別日程

(参考:ウェブデザイン技能検定 よくある質問


ウェブデザイン技能検定合格を目指せるスクールはこちら

資格5:Ruby技術者認定試験


Ruby技術者認定試験は、Rubyを使った開発に必要な知識・応用力を持つことを証明できる資格です。 試験ではRubyの文法や組み込みライブラリ、オブジェクト指向について出題されます。

フロントエンドエンジニアは、Rubyのフレームワークを使ってシステム構築をする機会があります。 Rubyはフレームワークの使い勝手が良く、習得しやすい言語なので、初心者が学習するのに適した資格です。



Ruby技術者認定試験
運営 一般財団法人Rubyアソシエーション
受験料(税込)
16,500円
難易度
合格率:非公開
合格ライン
正答率:非公開
受験方法
CBT
随時

資格6:ウェブ解析士


ウェブ解析士を取得すると「デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材」であることが証明されます。 フロントエンドエンジニアがマーケティングの知識を得れば、サービスへの理解が深くなりクライアントに貢献できるのです。

マーケティングのスキルを本格的に身に付けていけば、将来的にコンサルタントを目指せるでしょう。



ウェブ解析士
運営 一般社団法人 ウェブ解析士協会
受験料(税込)
17,600円
難易度
合格率:50%前後
合格ライン
正答率:70%以上
受験方法
CBT
月2回

(参考:一般社団法人ウェブ解析士協会


フロントエンドエンジニアが資格を取るメリット

ここまで、フロントエンドエンジニアに役立つ資格を紹介してきました。資格は闇雲に選ぶのではなく、あなたのキャリアに役立ちそうなメリットのある資格を選びましょう。

資格を取得するメリットは、次の2点があります。




  • スキルの客観的な証明になる
  • 未経験者が必要な知識を身に付けられる


順番に、解説していきます。


メリット1:客観的にスキルの証明になる


資格を取得すれば、スキルの客観的な証明になります。今まで積み重ねてきた知識や努力を、目に見える形で第三者へ証明することができるのです。
どれだけ豊富な知識を持っていても相手に伝わらなければ、正当な評価を受けられない可能性があります。

資格を取得すれば、例えば採用面接の際、未経験であっても一定の知識があると認められます。
またフロントエンドエンジニアとして企業で働いている場合にも、社内の評価が高くなり、新しい仕事に挑戦できる機会が増えるでしょう。


メリット2:未経験者が必要な知識を身に付けられる


フロントエンドエンジニアに必要な知識を体系的に習得できるのも、メリットの1つです。
フロントエンドエンジニアとして内定を獲得し、企業に勤めるまでに事前学習をすることで少しでも現場で重宝される人材に近づきましょう。

また資格を取得しておくと、プログラミング言語を学ぶ時の前提知識が増えるため、学習をスピードアップできます。 加えてプログラミングに関する既に学んだ知識の復習になり、さらに理解を深める事もできます。

フロントエンドエンジニアを目指す学習ステップ

フロントエンドエンジニアを目指すなら、費用と効率を重視した学習方法を意識しましょう。

ここでは、フロントエンドエンジニアを目指す際の効率的な学習ステップを紹介します。
学習の際は、次の2ステップを踏んでいきましょう。


  1. 書籍・動画教材で独学する
  2. プログラミングスクールに通う

これから学習を始める方は、ぜひ参考にしてください。

ステップ1:書籍・動画教材で独学する


フロントエンドエンジニアに興味を持った方は、まずは独学からスタートしましょう。

Progateやドットインストールなどの無料で学習をはじめられるプラットフォームは、HTMLやCSSはもちろんJava、Pythonなどのプログラミング言語も学べます。
さらに深く学びたい方は、途中で課金するのもよいでしょう。

書籍で学習する場合は、まず図書館で気になるプログラミングの書籍を借りましょう。
学習を進める中で強化したい部分が明確になれば、書籍を購入するのがおすすめです。

まずは無料教材を賢く活用したあとに、必要な部分に投資していけば出費を抑えることができます。


ステップ2:プログラミングスクールに通う


独学を進めていくと、以下のような悩みが出てくることがあります。


  • 独学がスムーズに進まない
  • 効率良く学習したい

これらの悩みがある方には、プログラミングスクールの利用がおすすめです。

プログラミングスクールにはエンジニアになるためのカリキュラムがあり、IT業界に詳しい講師が転職支援などによりエンジニア転職成功に向けて正しい道を用意してくれます。

しかし、プログラミングスクールは受講料が高いのがデメリットです。本当に必要なのか、最後までがんばれるのかをじっくりと考えて受講を決めましょう。
プログラミングスクールによっては、カリキュラムが合わなければ受講料を返金してくれる制度や、国が費用を負担してくれる制度があるので事前に確認しておきましょう。


まとめ:フロントエンドエンジニアに役立つ資格を取得してまわりと差をつける!

フロントエンドエンジニアは、資格を取得すると客観的なスキルの証明につながります。企業で働く前に体系的な知識を習得して、業務を効率良く進めていきましょう。

さらに独学・スクールの過程を経てコーディングのスキルを習得すれば、段階を踏んで効率良くスキルを身に付けられます。資格・コーディング技術をそれぞれ習得して、活躍の幅を広げてください。

コーディングのスキルだけでなく、今回紹介した6つの資格の中から学習を始め、まわりと差を付けましょう。


フロントエンジニアを目指せるITスクールはこちら

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