フリーランスのPMとして活躍する!年収や案件獲得方法・ポイントとは

プロジェクトマネージャー(PM)には、独立してフリーランスとして働く選択肢もあります。フリーランスの魅力は会社に縛られず、自由に働けるところですが、自身で案件は獲得できるのか、独立して年収は下がらないかなど、不安も多いでしょう。

今回は、フリーランスのプロジェクトマネージャーについて、年収目安や独立するメリット、必要なスキルや活躍するためのポイントなどを解説します。プロジェクトマネージャーとして独立を考えている方に役立つ情報を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスのプロジェクトマネージャー(PM)とは

フリーランスのプロジェクトマネージャー(PM)とは

そもそもプロジェクトマネージャーとは、プロジェクトの統括としてチームをまとめ、顧客の要望どおりに成果物を納品するのが仕事です。具体的には、システムの内容や納期、予算などの要件を定義し、要件に沿ってプロジェクトチームを編成し、責任者としてプロジェクトを進めます。最後にプロジェクトを振り返り、評価するまでが仕事に含まれる場合があります。

フリーランスのプロジェクトマネージャーの仕事内容


フリーランスのプロジェクトマネージャーは、独立している事以外は会社に属する場合とほとんど仕事内容が変わりません。そのため、プロジェクトマネージャーの経験がある方なら、独立してもスムーズに仕事に取りかかれるでしょう。

会社員との違いは就業規則の有無


会社に属して働くプロジェクトマネージャーも存在しますが、経験やスキルがあれば、フリーランスとして独立する選択肢もあります。

会社員とフリーランスの違いは、就業規則の有無です。会社員の場合、就業規則、つまり会社の決まりに従って働く必要があります。一方、フリーランスは納期を遵守できれば、好きな時間・場所で自由に働けるため魅力に感じる人が多いでしょう。

フリーランスのプロジェクトマネージャーの年収目安

フリーランスのプロジェクトマネージャーの年収目安

プロジェクトマネージャーとして独立を考えている方の多くが、年収について不安に思うのではないでしょうか。

プロジェクトマネージャーの平均年収は、正社員では647万円(2023年7月5日現在)
と日本の平均年収約458万円と比較すると高めです。フリーランスの場合、安定して仕事を獲得できればより高い年収を期待できるでしょう。また、フリーランス向けのエージェントサイトには単価100万円以上の案件も掲載されているため、希望の案件が獲得できれば、年収が1,000万円を超える可能性も十分にあります。


フリーランスのプロジェクトマネージャーになる3つのメリット

フリーランスのプロジェクトマネージャーになる3つのメリット

フリーランスのプロジェクトマネージャーは、自身で案件を獲得しなければならず、収入面では安定しているとは言えません。しかし、会社に属するプロジェクトマネージャーにはないさまざまなメリットがあります。ここでは、フリーランスならではの3つのメリットを紹介します。

会社に縛られず自由に働ける


前述のとおり、フリーランスは会社に属さないため、就業規則に縛られません。働く時間や場所のほか、仕事量や引き受ける案件も自由に選べます。

例えば、夜の方が捗る場合は深夜に働けますし、子育てのために余裕を持って仕事をしたい場合は、仕事量を自分でコントロールすることも可能です。働き方の自由度が高く、プライベートと両立しやすいのがメリットです。

また、会社で受けた案件の中からの選択でなく、やりたい案件に自由に挑戦できる点も大きな魅力です。

案件次第では高収入が見込める


フリーランスのプロジェクトマネージャーを募集している案件の中には、高単価なものも多く存在しています。そのため、案件次第では高収入が見込めるのもメリットです。

会社員の場合は、会社ごとに報酬形態が定められています。一方、フリーランスの場合は、引き受ける案件や仕事量によって青天井で収入を上げられるのが魅力です。

高収入を目指すためには、スキルを身につけて実績を積み、高単価案件を選択できる実力をつけておく必要があります。


自身でキャリアを切り拓ける


フリーランスのプロジェクトマネージャーは、自分で引き受ける案件を決められるため、自身の理想的なキャリアを切り拓きやすいのもメリットです。目指すキャリアの実現から逆算して、必要なスキルを身につけられる案件を選択するのがよいでしょう。

例えば、会社員時代には任せてもらえなかった領域などがあれば、積極的にチャレンジするのもおすすめです。プロジェクトマネージャーとしての価値を上げたい場合は、スキルアップのためにも、より難易度の高い案件に挑戦し、経験を積みましょう。

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立する3ステップ

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立する3ステップ

それでは、フリーランスのプロジェクトマネージャーとして独立するためには、何から始めればよいのでしょうか。ここでは、独立して活躍するためにやるべきことを、3つのステップに分けて解説します。


独立に向けて多様な実務経験を積む


フリーランスとして案件を獲得するためには、多様な案件での実務経験が必要です。3年以上のまとまった実務経験があれば、案件応募時に評価されやすく、独立しても安定して仕事を獲得できるでしょう。

そのため独立を考えている場合は、さまざまな分野の案件、大型案件に挑戦し実績を積むとよいでしょう。アジャイル開発やスクラム開発といった、最近注目されている開発手法での実績を積むのも有効です。多様な実務経験を通して、マネジメント経験やITスキルなどを磨きましょう。


開業届を出して個人事業主になる


フリーランスとして働くためには、開業届を税務署に提出して、個人事業主になるのが基本です。

開業届を出すことで、青色申告承認申請書を提出できるようになり、確定申告で特別控除を受けられ、所得税が軽減されます。また、法人用のクレジットカードや銀行口座を作れたりと、メリットはさまざまです。

開業にあたって特別な費用はかからず、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類の提出をすればすぐに開業できます。

案件を獲得する


フリーランスで仕事を行う場合、自身で案件を獲得しなければなりません。何から始めれば良いか分からないという方も多いと思いますが、案件獲得には以下のようにさまざまな方法があります。
 
  • 電話やメールで営業をかける
  • フリーランス専用のエージェントに登録する
  • 知人から紹介してもらう
  • WebサイトやSNSで集客する


案件を得るためには、さまざまな相手に自身を売り込む必要があります。効率的に案件を獲得したい場合は、フリーランス専用のエージェントに登録し、案件を紹介してもらうのも有効です。

前職の知人や友人などから案件を紹介してもらうリファラルも選択肢の1つです。エージェントのような仲介業者に支払う手数料が発生しないため、案件獲得が上手くいけば仕事量も増えるため、報酬を増やすことが可能です。

また、最近ではWebサイトやSNSで自身の実績やスキルをアピールし、案件獲得につなげている方も増えています。TwitterやInstagramで発信を続けることで、その投稿を見たユーザーや企業側から、仕事のオファーをもらえるようになります。

フリーランスのPMが身につけるべき4つのスキル

フリーランスのPMが身につけるべき4つのスキル

ここでは、フリーランスのプロジェクトマネージャーとして活躍するために身につけるべき、4つのスキルを紹介します。

スキルは、実務経験を通じて習得できます。ほかにも、本を読んで独学したり、ITスクールで学習したりといった方法も効果的です。自分に合った方法で、必要なスキルを身につけましょう。


案件獲得能力|売上を伸ばす


フリーランスとして生き残るためには、案件を自身で獲得し続けなければなりません。そのためには、案件獲得能力を磨いておく必要があります。

もちろん、プロジェクトマネージャーとしての実績やスキルも大事ですが、それも仕事がなくては発揮できません。

自身を売り込む営業スキルがあれば、単価の高い案件を獲得、案件の継続受注も容易になるでしょう。


コミュニケーション能力・交渉力|業務をスムーズに進める


プロジェクトマネージャーは、さまざまな場面で多くの方と関わる仕事です。チームメンバーとコミュニケーションを取りながら進捗を管理するほか、関係者間で問題が発生した時の調整も担います。

また、顧客が求める成果物を納品するためにも、コミュニケーション力は重要です。顧客のニーズを汲み取る際、スケジュールや納品物の内容調整の際にも、必ず必要になるスキルです。

業務をスムーズに進めてプロジェクトを成功に導くためには、高いコミュニケーション能力や交渉力が求められると言えます。


プロジェクトマネジメント能力|PMの基本


プロジェクトマネジメント能力は、プロジェクトを円滑に進めるための基本となる能力です。

プロジェクトマネージャーには、スケジュールや予算の管理、プロジェクト全体のマネジメントをする能力が求められます。他にも、起こりうるトラブルを予測して対策を立て、トラブルが発生した場合は迅速に対応する必要もあります。

このようなプロジェクトマネジメント能力は、フリーランスに限らず、プロジェクトマネージャーとして活躍するためには欠かせない重要なスキルです。


自己管理能力|フリーランスとして活躍する


自己管理能力は、フリーランスに欠かせない能力です。フリーランスは自由度の高い働き方ですが、業務に関する全ての作業を自分でこなさなくてはなりません。スケジュール管理から事務まで対応しなくてはいけないため、時間の使い方にも工夫が必要です。

例えば、スケジュール管理を怠って納期が遅れれば、顧客からの信頼と案件を失うことになります。

フリーランスの場合は、体調を崩して働けなくなっても誰も守ってはくれませんし、案件がなくなれば収入がゼロになってしまうリスクがあります。こういったリスクも理解した上で、仕事に向き合いましょう。

フリーランスのPMとして活躍するポイント

フリーランスのPMとして活躍するポイント

フリーランスのプロジェクトマネージャーとして活躍するためには、何を心がければよいのでしょうか。ここでは、3つのポイントを紹介します。ポイントを押さえて、独立の準備を進めましょう。


情報感度を高め、常にスキルアップする


フリーランスに限りませんが、プロジェクトマネージャーとして活躍するためには、常にトレンドや新しい技術に関する情報にキャッチアップする必要があります。IT業界は、日々目まぐるしく変化しています。日頃から情報収集を徹底し、遅れをとらないようにしましょう。

また、高単価の案件を受注できるよう、スキルアップを心がけましょう。多様な実務経験や業務に関する知識の習得を通じて、高いスキルを身につけるための努力をしましょう。


案件が多い都心で活動する


フリーランスのプロジェクトマネジメント案件の多くが、首都圏や大阪、名古屋などの都心に集中しています。特に高単価の案件は、人口の多い都心に多い傾向があります。もちろん、フルリモート可能な案件も存在しますが、地方は案件が少なく競争率が高いため、案件獲得に苦労する可能性は高くなるでしょう。

そのため、フリーランスとして活躍するためには、都心や都心に通勤可能な場所を活動拠点にするのがポイントです。

エンジニアとの違いを理解して経営的な視点を持つ


エンジニアとプロジェクトマネージャーは、同じIT領域の職種ではあるものの、違いがあります。優秀なエンジニアが、必ずしもプロジェクトマネージャーとして活躍できるかというと必ずしもそうではありません。

プロジェクトマネージャーには、リーダーシップやコミュニケーションスキル、顧客への提案力などが求められます。顧客に有益な提案をするためには、プロジェクト内容の理解だけでなく、経営に関する知識や経営的視点も求められます。

優秀なプロジェクトマネージャーになるために、必要な知識やスキルを身につけ常に自身のアップデートを心がけましょう。

独立後のキャリアパスは選択肢が豊富

独立後のキャリアパスは選択肢が豊富

プロジェクトマネージャーとして独立した後のキャリアパスには、以下のような選択肢が考えられます。


  • プロジェクト経験を活かしてITコンサルタントになる
  • プロジェクトマネジメントのスペシャリストとしてPMO専門企業で活躍する
  • ベンチャー企業の役員に就任し、トップマネジメントを担当する


このように、高いスキルを要求されるプロジェクトマネージャーは、フリーランスとして活躍したあとのキャリアパスについても選択肢が豊富です。


まとめ:フリーランスのPMに必要なスキルを身につけよう

今回は、フリーランスのプロジェクトマネージャーになるメリットや年収目安、必要なスキルや活躍するためのポイントなどを解説しました。

フリーランスの醍醐味は、勤務時間が自由に調整でき、仕事内容も自分で選択できる点です。高単価な案件も多く、努力や業務量次第では、会社員時代よりも大幅に年収を上げられます。ただし、自分で案件を獲得し、自己管理を徹底する必要があるなど、フリーランスならではの難しさもあります。

フリーランスのプロジェクトマネージャーに必要なスキルを磨くために、ITスクールを活用するのも手です。

プロジェクトマネージャー以外にも、WebディレクターやWebプロデューサーといったプロジェクト進行がメインの業務となる職種があるので、気になる方は、チェックしてみて下さい。


プロジェクトマネージャー関連のITスクールはこちら

関連キーワード

関連する記事

都道府県から探す

pagetop