フロントエンドエンジニアの年収は?年収アップのために必要なスキルも紹介

Web制作に関わる職種である、フロントエンドエンジニアはどのくらいの年収なのか、気になっている方も多いでしょう。

本記事では、フロントエンドエンジニアの平均年収や、年収を上げるための方法を解説します。

未経験からでもフロントエンドエンジニアになるためのステップも解説するので、ぜひ最後まで読み進めて参考にしてください。

フロントエンドエンジニアの主な仕事とは

フロントエンドエンジニアは、HTMLやCSS、JavaScript、PHPなどの言語を使って、Webサイトやアプリケーションのフロント部分のプログラミング、設計、構築をするのが仕事です。

具体的には以下のような仕事内容があげられます。


仕事内容 詳細
HTMLによって文書を構造化する HTMLを構造化マークアップすることで、人、検索エンジンともにわかりやすい文書構造にする
CSSを使ってレイアウトを設定する HTMLと組み合わせて使用することで、Webサイトの色やサイズ、レイアウトなどのデザインを設定する
JavaScriptを用いてプログラミングする ブラウザ上で動くプログラミング言語。動的Webサイトを作成する
Git・GitHubを使ってバージョン管理する コンピュータ上でファイルの変更履歴を管理する
デバッグで問題修正をする コンピュータプログラム中の不具合(バグ)を発見し、修正する


このように、フロントエンドエンジニアは、Webサイトにおいてユーザーが目にする部分の開発を担当します。

会社員のフロントエンドエンジニアの平均年収はズバリいくらか

ここからは、フロントエンドエンジニアの平均年収を見ていきましょう。企業に勤めているフロントエンドエンジニアの平均年収は、以下の通りです。


雇用形態 平均年収
正社員 約599万円
派遣社員 約432万円
パート・アルバイト 約230万円
参照元:求人ボックス

正社員のフロントエンドエンジニアの平均年収は599万円です。(※2023年7月5日時点)

また、派遣社員の平均時給は2,248円で、1日8時間、月20日勤務すると仮定して計算すると年収は約432万円となります。アルバイト・パートの平均時給は1,201円なので、派遣社員と同じ条件で計算すると年収は約230万円となります。(※2023年7月5日時点)



国税庁の令和4年度の民間給与実態統計調査結果によると、日本の平均年収は正社員で523万円、正社員以外では201万円と、どの雇用形態を比較してもフロントエンドエンジニアの年収の方が高いことがわかります。

続いて、フロントエンドエンジニアの年代別平均年収も見てみましょう。

 
年代 平均年収 月収 賞与
20~24歳 339万円 25.4万円 35.1万円
25~29歳 445万円 30.6万円 77.2万円
30~34歳 533万円 35.8万円 103.0万円
35~39歳 573万円 38.7万円 108.0万円
40~44歳 621万円 42.1万円 115.3万円
45~49歳 651万円 43.4万円 130.3万円
50~54歳 666万円 44.5万円 131.5万円
55~59歳 652万円 44.4万円 119.4万円


このようにフロントエンドエンジニアは勤続年数によって年収が上がるため、年収600万円以上を目指せる職種であることがわかります。

また、求人ボックスによるとフロントエンドエンジニアの年収は、勤める企業によっても大きく異なります。年収が高い大企業やベンチャー企業へ就職し経験を積めば、年収1,000万円を超えることも夢ではない職種です。

フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収の相場は?

フリーランスのフロントエンドエンジニアの年収は、「フリーランススタート」2021年7月に掲載されている案件から計算すると以下の通りです。


フロントエンドエンジニア(フリーランス)の年収
平均年収 829万円
最高年収 1,920万円
最低年収 240万円

このように年収に大きな開きがあるのは、経験値や技術面、スキルに差があるからです。

レバテックフリーランスの求人情報によると、高単価案件もあり中には1件85万円など、かなり大型の案件も存在するようです。スキルを身につけて高単価案件を獲得できるようになれば、フリーランスで年収1,000万円も無理な金額ではありません。

フロントエンドエンジニアとして高収入を得るために必要なスキル

フロントエンドエンジニアとして高収入を得るために必要なスキル

フロントエンドエンジニアとして、高年収を得るためにはスキルを高める必要があります。以下の4つのスキルがあれば、年収アップが期待できるでしょう。


  • UI・UX設計の知識
  • SEOスキル
  • CMS構築スキル
  • サーバーサイドに関する知識

フロントエンドエンジニアは、HTMLとCSSを使ってWebサイト制作ができるというだけでは、高収入が見込めません。
成果の出やすいWebサイトを制作できるかどうかという点が、フロントエンドエンジニアにとっては非常に重要です。

そのため、ユーザー目線に立ってサイトを設計できるUI・UX設計の知識、SEOに強いマークアップスキル、サイト運営を効率化するためのCMS構築スキルなどがあれば、活躍できる場が多くなるでしょう。

さらに、バックエンドエンジニアの仕事であるサーバーサイドの知識もあれば、サーバーの設計や保守、運用など、Web制作に関連する業務を担えるため高収入が狙えます。

フロントエンドエンジニアとして年収を上げる4つの方法

フロントエンドエンジニアとして年収を上げる4つの方法

企業によっては、スキルの高いフロントエンドエンジニアに対して、1,000万円を超える高額の報酬を提示している場合もあり、スキルや経験次第で年収も大きく変わります。

ここからは、フロントエンドエンジニアが年収を上げるための4つの方法について解説します。

年収を上げる方法1:Webサイト制作におけるスキルを高める


フロントエンドエンジニアは、コーディングスキルだけでなくWebサイト制作におけるスキルを持つことで仕事の幅が広がります。

Webサイト制作に必要なスキルは以下の通りです。

  1. HTML
  2. CSS
  3. JavaScript
  4. 画像編集(Photoshop、Illustrator)
  5. Webデザイン
  6. Webライティング
  7. セキュリティ

HTMLやCSS、JavaScriptは、フロントエンドエンジニアがコーディングする際に使う言語です。魅力的なWebサイトを制作するためには、コーディングのスキル以外にも画像編集や、Webデザイン、Webライティング、セキュリティなどのスキルも必要です。

これらのスキルを高められれば、仕事の幅も広がり年収アップも期待できるでしょう。

年収を上げる方法2:フレームワークやライブラリについて学ぶ


ライブラリは、プログラムの部品を簡単に使えるようまとめたファイルのことを指し、フレームワークは開発のための枠組みを提供してくれるプログラムを指します。

つまり、この2つは開発のためのテンプレートを提供するもので、開発作業を効率化することができます。

情報の移り変わりが早い現代社会では、システム開発を早く終わらせることが重視されています。そのため、短期間でシステム開発を終わらせるスキルがあるフロントエンドエンジニアのニーズは高く、年収アップも期待できるでしょう。

年収を上げる方法3:転職する


転職は、年収を上げたい人が真っ先に思いつく方法ではないでしょうか。経験が浅い状態での転職はお勧めできませんが、経験を積みより年収の高い企業へ転職するのは一般的な方法です。

同じスキルを持っていても企業によって年収が違うため、今の年収が物足りないと感じていれば、より高条件の企業がないか探してみましょう。

年収を上げる方法4:フリーランスになり高収入案件を狙う


思い切ってフリーランスとして独立するのも、年収を上げる方法の1つです。新規サービスの企画から設計・開発まで1人でこなせるレベルの方なら、フリーランスでも高収入を得られます。

案件獲得に不安がある方は、フリーランスエージェントを活用してみましょう。フリーランスエージェントを活用すれば、個々のスキルや希望条件に合った案件を紹介してくれます。高単価案件を効率よく見つけることができれば、年収アップも可能です。

未経験からフロントエンドエンジニアになるための4ステップ

未経験からフロントエンドエンジニアになるための4ステップ

フロントエンドエンジニアは、経験値やスキルの高さによって年収アップが期待できる職種です。未経験者でも、スキルがあればフロントエンドエンジニアになれますが、すぐに高収入を獲得するのは難しいでしょう。

そこで、ここからは未経験からフロントエンドエンジニアを目指す4つのステップを解説します。

ステップ1:コーダーから始めて基礎を固める


未経験からフロントエンドエンジニアを目指すなら、まずコーダーを経験するのがよいでしょう。未経験でもフロントエンドエンジニアになれますが、コーディングなどの最低限のスキルがなければ難しいのが現状です。

HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いてサイトを構築するコーディングの作業は、フロントエンドエンジニアが身につけるべき基礎といえます。

コーディングの技術をしっかり身につけることで、フロントエンドエンジニアとしての基礎が身につくため、キャリアアップを目指しやすくなるでしょう。

ステップ2:マークアップエンジニアになり知識を高める


コーダーを経験したら、次にマークアップエンジニアの知識やスキルを習得しましょう。

コーダーはデザイナーの指示に従ってコーディングする仕事で、自分の判断で改良を加えることはありません。一方、マークアップエンジニアはただWebサイトを表示させるだけでなく、デザイナーの意図を汲みつつ、SEOを意識してユーザーが快適にサイトを利用できるよう改良していきます。

マークアップエンジニアは主にHTMLとCSS、フロントエンドエンジニアは、それらの言語に加えてJavaScript、PHPなどとコーディングの際に使用する言語が異なりますが、仕事内容はほとんど同じです。

そのため、マークアップエンジニアの知識を高めれば、フロントエンドエンジニアとしての基礎を固めることになります。

ステップ3:フロントエンドエンジニアを目指す


コーダーとしてコーディングの基礎知識、マークアップエンジニアとして技術を身につけたら、次はフロントエンドエンジニアを目指しましょう。

フロントエンドエンジニアは未経験でもなれますが、基本的な知識がなければ活躍するのは難しいのが現状です。

コーダーやマークアップエンジニアとして知識や技術を身につけ基礎固めしてからの方が、評価の高いフロントエンドエンジニアになれます。

さらにスキルアップするためには、知識をアップデートするために最新技術の勉強も必要です。


ステップ4:高収入のキャリアパスを探る


フロントエンドエンジニアのスキルをさらに磨けば、キャリアパスによってはさらに年収アップが期待できます。

例えば、デザインを学びWebデザイナーを兼務できるフロントエンドエンジニアになれば、収入アップも期待できるでしょう。

また、フロントエンドエンジニアとして仕事をしていく中で、プログラミングに特化したスキルを身に付けることができれば、市場価値の高いプログラマーへの道も開けます。

フロントエンドエンジニアの知識を深めれば、ユーザーがより快適に使用できるサイトを作れるようになるため、デザインを提示するだけでなく実装もできるWebディレクターへの転身も考えられます。

このようにフロンドエンドエンジニアは、 スキルを高めて顧客からのあらゆる要望に対応できるようになれば、高収入を狙えるさまざまなキャリアパスがあるのです。

まとめ:フロントエンドエンジニアのスキルを上げて高収入を目指そう

フロントエンドエンジニアの平均年収は598万円と、日本の平均年収よりも高めです。

ただし、経験値や技術、知識によってフロントエンドエンジニアの年収は変わります。高年収を狙いたいなら、HTMLとCSSの知識はもちろん、UI・UX設計の知識やSEOスキル、CMS構築スキル等を身につけて魅力的なWebサイト制作ができるようになりましょう。

この記事を参考に、キャリアアップを意識しながらスキルアップに取り組み、年収1,000万円を超えるフロントエンドエンジニアを目指しましょう。


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