ゲームプログラマーに必要なスキルは?向いている方の特徴も紹介

ゲームプログラマーを目指す方のなかには、どのようなスキルが求められるか知りたい方もいるでしょう。スキルを高めるための具体的な方法を知りたい方もいるはずです。

そこでこの記事では、ゲームプログラマーに求められるスキルや向いてる人の特徴、スキルを高めるための方法を解説します。ゲームプログラマーとして活躍するために必要な情報がまとめられた記事です。ぜひ最後までご覧ください。

ゲームプログラマーに求められる6つのスキル

ゲームプログラマーに求められる6つのスキル

ゲームプログラマーには、プログラミング、ハードウェア、ネットワークのスキルが不可欠です。また、数学や物理の知識、さらに語学の能力も、ゲーム制作の幅を広げる強力な武器となります。
しかし、それだけでは足りません。コミュニケーションや論理的思考力も大切な要素です。

ここからは、これらのスキルについて詳しく紹介していきます。


スキル1:プログラミングスキル


ゲーム制作の中心となるのはプログラミングスキルです。特にC#、kotlin、Javaなどの言語が主流です。しかし、スマホアプリかコンシューマー向けのゲームかで、使用する言語が異なるため、目指すゲームのジャンルに必要な言語が何かを把握したうえで、学習しましょう。

さらに、ゲームプログラマーとして一歩先を行くためには、一言語に留まらず、複数の言語を実践的に使えることが鍵となります。その結果、さまざまなプロジェクトに参加し、キャリアの幅を広げられるでしょう。

スキル2:ハードウェア・ネットワークに関する知識


ゲームは家庭用ゲーム機からスマホまで、多岐にわたるハードウェアで楽しまれています。そして、オンラインゲームのブームにより、ネットワークの利用が一層増してきました。ゲームプログラマーとしては、これらのハードウェアやゲームの内容をしっかりと理解することが大切です。

さらに、ネットワークのプロトコルや帯域の知識も大いに役立ちます。

プログラミングだけでなく、幅広いIT知識を習得することで、制作の幅とクオリティを高めることができるでしょう。

スキル3:数学や物理に関する知識


ゲームプログラマーはキャラクターの動きや物体の落下など、さまざまな場面で物理学の知識を活用します。また、ゲームでリアリティを出すには物理演算を正確にするための数学の知識も欠かせません。

プログラミングが完璧でも、キャラクターの動きにリアリティがなかったり、物体が理解不能な動きをしたりすると、ユーザーはゲームに対して違和感を持ってしまいます。

ゲームプログラマーとして活躍するためには三角関数、ベクトルなどの数学に関する知識や力学をはじめとする物理学の知識が強い武器となります。これらの知識を活用すると、3D映像を用いたゲームの表現の幅も大きく広がるでしょう。

スキル4:語学に関するスキル


語学のスキルがなくてもゲームプログラマーとして活躍できますが、習得していた方が仕事の幅は広がります。

語学スキルは国内のゲームを海外輸出する際や、海外ゲームを国内に輸入する際に役立ちます。語学スキルがあれば、こうしたゲームの案件にかかわれるようになります。

また、ゲームやプログラミングに関する最新情報は英語で発表されるケースがほとんどです。語学スキルが高ければ、最新情報をいち早く収集できるメリットもあります。

スキル5:コミュニケーションに関するスキル


ゲームプログラマーの仕事は、単にプログラミングするだけではありません。プロジェクトリーダーや同僚との綿密なコミュニケーションが不可欠です。ゲーム制作はチームワークが鍵となるため、作業の内容をしっかりと共有し合うことが大切です。

さらに、クライアントからの質問や要望に応じ、明確かつわかりやすく説明する能力も求められます。そのため、コミュニケーションスキルはチーム内の協力を促進し、クライアントとの関係をスムーズにするために絶対に欠かせないスキルと言えるでしょう。

スキル6:論理的思考力


ゲーム制作では、「このプログラムによってどう動くか」を考える論理的思考力が必要です。

論理的思考力を磨くと、業務の優先順位を考える時や、ゲーム制作の進捗・仕様を顧客に説明する際にも役立ちます。

プログラミングの際に、コードがどのような役割を持っているか本質的に考えながら仕事する習慣をつけると、ゲームプログラマーとして活躍するための論理的思考力が身につくはずです。

ゲームプログラマーに向いている方の3つの特徴

ゲームプログラマーに向いている方の3つの特徴

ゲームプログラマーとして活躍している人は、ゲーム好きで完成に向けて地道な作業を続けられる人が多いです。また、ゲーム開発の技術は発展し続けているため、知的好奇心が強いと、スキルアップしやすいでしょう。

以下でそれぞれの特徴を解説します。

特徴1:ゲームが好きな方


ゲームが好きな方であれば、制作するゲームに深い情熱とこだわりをもって取り組むことができます。ユーザーとしての経験は、ゲームの仕様やシステム設計の際に大きな助けとなります。ゲームプログラマーとしてこの情熱は欠かせない要素。ゲームへの愛があれば、ユーザー目線の高品質なゲームを生み出すことができるでしょう。

特徴2:地道な作業を続ける忍耐力がある方


ゲームプログラマーは、納期に迫る中で緻密なコーディングやバグテストの繰り返しが日常茶飯事です。
こうした地道な作業に耐えられる忍耐力は、ゲームプログラマーとして高いクオリティの仕事を実現するための鍵となります。

地道な作業を続けられる忍耐力がなければ、ゲームプログラマーとして活躍するのは難しいでしょう。

特徴3:知的好奇心が強い方


ゲーム業界は新規ハードウェアや技術の登場により、常に変化しています。知的好奇心が旺盛な方は、これらの最新トレンドを迅速に取り込むことができるでしょう。

かつては家庭用ゲームが主流で、コンシューマーゲームの開発者が評価されていましたが、今日ではオンラインゲームやソーシャルゲームの開発者が中心となっています。ゲームのトレンドが変わると、求められるプログラミング言語も変化します。

ゲームプログラマーとしては、業界の動向をしっかりとキャッチし、新しい情報や技術を積極的に学ぶ姿勢が不可欠です。

ゲームプログラマーを目指すのにおすすめの資格3選

ゲームプログラマーを目指すのにおすすめの資格3選

ゲームプログラマーはプログラミングが中心の業務となるため、資格取得して専門性を高めておくと、就職活動のアピール材料にできます。

ここからはゲームプログラマーの仕事にどのように役立つかを紹介していきますので、各資格の詳細をご確認ください。

資格1:C言語プログラミング能力認定試験


C言語はプログラミング業界で幅広く用いられているプログラミング言語です。個人レベルの簡単なものから、メーカーが制作する本格的なゲームまで幅広く使われています。

C言語プログラミング能力認定試験は、3級から1級まで3段階に分かれており、スキルに合わせて難易度を選択できる資格です。


C言語プログラミング能力認定試験
運営 株式会社サーティファイ
受験料(税込)
1級 :7,800円
2級:6,400円
3級:5,200円
難易度
平均合格率:70.3%(2021年度)
合格ライン
正答率:60%以上
受験方法
CBT
級によって会場・日程は異なる

(参考:サーティファイ C言語プログラミング能力認定試験


3級は、プログラミングの基礎知識を問う初心者レベルの資格です。2級を取得すると、小規模のプログラムと各種基本のアルゴリズムを理解していることが証明されます。C言語の知識を持つアピールとなるため、履歴書に記載するなら2級以上の取得を目指しましょう。

資格2:Unity認定試験


Unity認定試験は、業界でよく使われるゲームエンジンであるUnityに関するスキルの習熟度を証明する資格です。取得しておくと、Unityでゲーム開発している企業への就職活動をする際にアピールできるでしょう。


Unity認定試験
運営 Unity Technologies
受験料(税込)
認定レベルによって異なる
難易度
認定レベルによって異なる
合格ライン
スコア500以上(スコアスケール200~700)
受験方法
CBT
随時

Unity認定試験には、ユーザー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートの4種類の試験があります。職種に応じて種類が異なり、ゲームプログラマーを目指すなら、アソシエイトのゲーム開発者やプログラマーの資格取得を目標にしましょう。模擬試験なども準備されているため対策しやすいことも特徴です。

資格3:Java™プログラミング能力認定試験


Java™は、モノを組み立てる感覚でプログラミングするオブジェクト指向型の言語です。

Java™プログラミング能力認定試験は3級から1級の3段階で、スキルの度合いに合わせて受ける試験を選べます。3級、2級であれば在宅でリモートテストを受けられる点も特徴です。


Javaプログラミング能力認定試験
運営 株式会社サーティファイ
受験料(税込)
1級 :7,800円
2級:6,400円
3級:5,200円
難易度
平均合格率:59.4%(2021年度)
合格ライン
正答率:60%以上
受験方法
CBT
級によって会場・日程は異なる

(参考:サーティファイ Java™プログラミング能力認定試験


Javaは汎用性の高い言語で、ゲーム業界ではブラウザゲームの開発に多く使われています。覚えておくと、担当できるプロジェクトの幅が広がるでしょう。

ゲームプログラマーがスキルを高める3つの方法

ゲームプログラマーがスキルを高める3つの方法

ゲームプログラマーがスキルを高めるには、プログラミングスクールや情報系の大学・専門学校に通う方法と独学する方法があります。自分に合った方法を選択すると、効率的に知識を吸収できるはずです。

それぞれの方法によって、学習期間や費用が異なるため、お金や時間も考慮したうえで選びましょう。

方法1:プログラミングスクールに通う


プログラミングスクールでは、収入の高い現役エンジニア講師から直接スキルを学ぶことができます。
プログラミングスクールの学習形式は対面からオンラインまで多彩で、忙しい社会人もスケジュールを調整しやすいのが魅力です。主に業界未経験者が転職の足がかりとして通うケースがほとんどですが、既にゲームプログラマーとしての経験がある方もスキルアップのために通うケースもあります。

費用は1ヵ月数万円程度かかりますが、実務に即応するスキルを習得でき、さらに疑問点をすぐに講師に質問し、すぐに解決できる点が魅力です。

方法2:専門学校に通う


情報系の専門学校では、プログラミングを基礎から学べます。実務に直結する内容ばかりではありませんが、基礎から時間をかけてスキルを学びたい方にはおすすめです。

未経験からゲームプログラマーとして就職を目指す場合、知識がまったくない方が採用されるケースは少なく、専門学校やプログラミングスクールで関連分野を学んでいるかが評価に影響します。

また最近では、大学でプログラミングを学べる学部もあるため、時間に余裕がある場合は大学で学ぶのも1つの方法です。

方法3:テキストやサイトを用いて独学する


プログラミングの知識はテキストや無料の学習サイトを使って独学も可能です。
独学のメリットは、スクールや学校に通うよりも経済的である点です。しかし、独学の途中での疑問や挫折を自分だけで乗り越える必要があり、学習に時間がかかることも考えられます。

独学を効果的に進めるためには、資格取得などの明確なゴール設定が役立つでしょう。

まとめ:ゲームプログラマーとしてスキルを高めて高年収を目指そう

ゲームプログラマーは、プログラミングスキルだけでなく、ハードウェア・ネットワーク、数学・物理に関するスキルも重要です。

ゲームプログラマーとしてスキルを高めるには、専門学校やプログラミングスクールに通って学習する方法があります。現役エンジニア講師から現場で通用するスキルを学び、知識・スキルを蓄積すれば就職成功率も高まるでしょう。

これからゲームプログラマーを目指す方は、記事で紹介した勉強方法を参考にスキルを高めるための行動をとることが重要です。

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