ゲームプログラマーの平均年収は低い?高収入を得るための方法とは

ゲームプログラマーの平均年収は低い?高収入を得るための方法とは

この記事では、ゲームプログラマーの年収について不安を抱えている方のために、平均年収や高収入を得る方法を紹介します。
また、プログラマー以外のゲーム制作に関わる職種についても解説します。

ゲーム業界でのキャリアを検討している方は、この記事を読むことで、自分に合った進路を選ぶための情報を得ることができるでしょう。
特に、ゲームプログラマーとしての年収目標を設定するために役立つので、是非最後まで読み進めてください。

ゲームプログラマーの平均年収は499万円

ゲームプログラマーの平均年収は499万円

求人ボックス」によると、正社員のゲームプログラマーの平均年収は516万円で、日本の平均年収を上回っています。(2023年5月8日時点)
ただし、会社やゲームの売り上げによって変動があるため、年収のボリュームゾーンは400〜450万円となっています。

派遣社員の場合も、スキルによっては正社員と同等の高年収を得られる場合もあります。
ゲームプログラマーはスキルがあれば雇用形態に関わらず高年収を狙える職種といえますね。

令和2年賃金構造基本統計調査によれば、ゲームプログラマーに関わる業種の平均年収は企業の社員数に比例して上がる傾向があるようです。
開発会社や業界の規模、地域、経験年数なども年収に影響する要因として考えられます。

ゲームプログラマーの4つの進路

ゲームプログラマーの4つの進路

ゲームプログラマーは、中小や大手のゲーム制作会社が主な就職先です。最近では、ソーシャルゲーム会社も選択肢に加わっています。

また、フリーランスとして案件を獲得して働く方法もあり、働き方の幅が広いのが特徴です。
ゲームプログラマーとして自分に合った進路を選ぶことで、年収アップのペースを早めることもできます。

以下では、それぞれの仕事について説明します。


進路1:中小のゲーム制作会社


中小のゲーム制作会社は、大手ゲームメーカーの下請けをすることが多いです。
下請け案件が中心の場合、大手と比較すると年収は低くなる傾向がありますが、開発に関わったゲームの売上が良ければ、その分年収に反映される可能性もあります。

中小のゲーム制作会社は大手に比べて就職への競争が少ないため、業界未経験でも就職しやすい傾向があります。
未経験からゲームプログラマーとしてキャリアをスタートするにはおすすめの進路です。

進路2:大手ゲームメーカー(任天堂、SONYなど)


大手ではコンシューマ向けの大作タイトルや、ゲーム機器の開発なども手がけており、平均年収は高水準です。
任天堂の2022年3月期では、平均年収が989万円と発表されています。
(参照:平均年収.jp


大手ゲームメーカーでは、ゲームプログラマーとして1,000万円以上の高年収を目指せるうえ、福利厚生や職場環境も整っており働きやすい傾向にあります。
ただし、その分人気が高く競争も激しめです。
新卒の場合は早めにインターンに応募することをおすすめします。転職の場合はそれ相応のスキルを求められるので、中小の制作会社などで実績を積んでおく必要があります。

進路3:ソーシャルゲームメーカー


ソーシャルゲームメーカーは、スマートフォンの普及に伴い、急速に市場を拡大してきました。ゲーム内の課金要素によって、一度リリースされたゲームでも継続的な収益が期待できるのがソーシャルゲームメーカーの特徴です。

ソーシャルゲームメーカーはベンチャー企業が多く、就職難易度は業界内で比較的低い傾向にあります。それに伴い、平均年収も業界内で比較すると低い傾向があります。
ただし、リリースしたゲームが人気を博し、会社の成長に貢献することができれば、年収アップとスキルアップを両立できるので、一攫千金も夢ではありません。

このように年収に大きな差が出ることがあるので、ソーシャルゲームメーカーへの就職前にはよく情報を集めることが大切です。


進路4:フリーランス


ゲームプログラマーとして経験を積んで、フリーランスとして独立する進路もあります。フリーランスの場合、組織に縛られず自由に仕事を選べるため、高単価の案件を多く受けられれば高年収の実現も可能です。

一方で独立してすぐには案件を獲得できない可能性もあります。時期によって収入が不安定になるなど、経済面で不安定な点があることも理解しておきましょう。

フリーランスとして独立する前には、一定期間の生活や事業継続のための資金など、経済基盤を固めておくのがおすすめです。

ゲームプログラマーとして年収を上げる方法4選

ゲームプログラマーとして年収を上げる方法4選

ゲームプログラマーとして年収を上げるためには、スキルアップや経験を積んで役職を得たり、フリーランスとして独立したりする方法があります。これらの選択肢を多く持つことで、具体的な行動をすぐに起こせるでしょう。

早いうちからこれらの方法に取り組み始めることで、目標の年収を達成しやすくなります。
また、継続的な取り組みは、将来の進路の幅を広げるためにも役立ちますので、以下の方法を参考にしてみてください。


方法1:会社員としてスキルと経験を積む


ゲームプログラマーとしての成功には知識だけでなく経験が欠かせません。まずは企業に就職して、先輩からの指導を受けながら現場での経験を積むことが、スキルアップの近道です。

最初の年収は高くないかもしれませんが、自分が関わったゲームがヒットすればボーナスが増え、若いうちから高年収を目指せます。

会社員として経験を積みながら、ITスクールで専門的なスキルを学ぶこともおすすめです。


早いうちから経験を積み、スキルを伸ばすことが進路の幅を広げ、将来的にはフリーランスとして独立することも可能になるでしょう。

方法2:転職する


ゲームプログラマーとして経験を積んでいる方は、より高年収を期待できる会社への転職がおすすめです。

転職する際には、自分の経験や転職後にどのような貢献ができるかをアピールすることが大切です。
面接で自己紹介する際には、前職でどのようなスキルを身につけたかを具体的に説明し、自分が会社に貢献できる点を明確に伝えるようにしましょう。

方法3:職種や役職を変える


職種や役職を変えて年収を上げる方法もあります。例えば、ゲームプログラマーからゲームプロデューサーやディレクターなど、より責任のある職種に就くと年収が上がります。ほかにも社内での評価を高め、チーフなどの役職につくと役職手当が出る場合も多いです。

職種や役職を変えることで新しい経験を積むことができ、自身のスキルアップにもつながります。一つの会社で働くことで安定した収入を得ることができるので、転職や独立に不安がある場合は、この選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。


方法4:フリーランスとして独立する


ゲームプログラマーとして経験やスキルを得て、組織に縛られず独立する方法もあります。フリーランスは、自分の得意とする案件のみを受けられるため、得意分野を活かしやすいです。

複数の高額案件を獲得すれば、会社員以上の年収も得られますが、安定した収入を得るためには競合するプログラマーたちとの競争に勝たなければなりません。

フリーランスとして成功するにはスキルアップや最新情報の収集など、継続的な努力が必要です。

プログラマー以外のゲームに関する職業6選

ゲーム業界にはプログラマー以外にもデザイナーやプランナーなど、さまざまな職種があります。ゲーム業界に携わりたい場合はゲームプログラマーに限らず、自分の能力や性格に合った職種を選ぶと良いでしょう。


プログラマー以外のゲームに関する職業6選


ここではゲームプログラマーに関連する職種について、平均年収も含めて紹介します。


1:ゲームデザイナー


求人ボックスによると、正社員として働くゲームデザイナーの平均年収は495万円です。年収はバラツキがあり、低くて約350万円、高くて800万円を超える場合もあり、スキルによって差が出やすいといえます。(2023年5月8日時点)

ゲームデザイナーは主にゲーム内に登場するキャラクターの動きを担当するモーションデザイナー、建物を担当するモデリングデザイナーなどに分かれます。
ゲームのビジュアルをつくる職種であり、ITスキルだけでなくデザインセンスも欠かせません。

2:ゲームプランナー


求人ボックスによると、正社員として働くゲームプランナーの平均年収は528万円です。年収のボリュームゾーンは540〜600万円となっており、スキルを積めば平均以上の収入を見込みやすい職種と言えます。(2023年5月8日時点)
ゲームプランナーの主な仕事は、ゲームの企画立案や仕様書の作成です。ゲーム開発の際に現場がスムーズに作業できるような外枠を考えます。
他の職種との調整やゲーム内容そのものに対する修正など、幅広い業務において責任があるため、年収は高くなりやすい傾向にあります。


3:ゲームディレクター


求人ボックスによると、正社員として働くゲームディレクターの平均年収は546万円です。ただし、ボリュームゾーンは440〜500万円なので、一部の高年収を得ている人が平均を押し上げている面も強いです。(2023年5月8時点)

ゲームディレクターは、ゲーム開発の現場におけるリーダー的役割を担います。ゲーム開発に関するスキルだけでなく、スケジュール管理などのマネジメント能力も重要です。
管理職の位置づけになるため、責任の大きさに年収が比例している職種といえます。


4:ゲームプロデューサー


求人ボックスによると、正社員として働くゲームプロデューサーの平均年収は595万円となっています。年収のボリュームゾーンは450〜520万円ですが、キャリアやスキルをアップさせると高年収につなげやすいです。(2023年5月8日現在)

ゲームプロデューサーはプロジェクト全体の管理だけでなく、声優のキャスティングや下請けへの発注など社外との交渉も担当します。ゲーム開発を高クオリティに保つため、円滑にプロジェクトが進むようにする重要なポジションです。

ゲーム制作のスキル以外にもコミュニケーションやマネジメントなどのヒューマンスキルも求められるため、比較的難易度の高い職種です。


5:シナリオライター


シナリオライターは作品や制作会社によって年収が大きく異なりますが、某専門学校の調査によると430万円前後が相場といわれています。

シナリオライターとはゲームのストーリー構成やキャラのセリフを考える職種です。
ITスキルを求められるゲームプログラマーと違い、シナリオライターはゲームの物語をどう進めるかといった想像力や文章力が必要になります。


6:サウンドクリエイター


某専門学校の調査によるとサウンドクリエイターの平均年収は、450万円程度といわれています。見習いでは年収400万円以下になるケースもありますが、一人前と認められてチーフなど、現場のまとめ役を任されると年収は800万円ほどになるケースもあります。

サウンドクリエイターはゲームのBGMや楽曲を制作する職種です。
音楽的なセンスや楽曲制作のスキルを求められるため、専門学校などで音楽制作のスキルやツールの使い方を学ぶ必要があります。

ゲームプログラマーの年収に差が出る3つの理由

企業によって求められるスキルやビジネス構造が異なるため、ゲームプログラマー同士でも年収には差があります。
年収アップのためには、自分自身のスキルと職場の状況を的確に把握し、具体的な行動を起こすことが必要です。


ゲームプログラマーの年収に差が出る3つの理由

具体策を考えるためにも、年収に差が出る理由をしっかり把握しておきましょう。


理由1:求められるスキルが異なる


ゲームプログラマーは同じ職種でも担当する工程によって、求められるプログラミングスキルに違いがあります。求められるスキルの難易度によって年収に差が生じるため、理解しておきましょう。

理由2:ゲームの売り上げによる


ヒット作の開発にかかわっていれば、成果として年収に反映されます。

ゲームプログラマーは会社員であっても、売り上げによって評価され、年収が変動するため日々の努力は欠かせません。

理由3:ソーシャルゲームはアップデートによる収益もある


コンシューマの場合、ソフトを発売してユーザーが購入すれば、それ以降の売上は発生しません。しかし、ソーシャルゲームには課金要素があるため、継続的な売上を見込めます。

開発にかかわったソーシャルゲームが継続的にヒットし続ければ、その分課金額が増えて自分のボーナスや年収に反映されるでしょう。
1つのゲームで継続的な収入を得る力は、コンシューマよりもソーシャルゲームの方が強いです。

まとめ:ゲームプログラマーとして年収アップを目指そう

ゲームプログラマーの平均年収やアップする具体的な方法、プログラマー以外のゲームに関連する職種、年収に差が出る理由を解説しました。
ゲームプログラマーは同じ職種の中でも、個人のスキルによって年収に差が出やすい職業です。

ゲームプログラマーだけでなく、プロデューサーやディレクターといったほかの職業にキャリアアップしても年収アップをねらえます。自分の適性などを把握し、早いうちから行動を始めると、目標とする年収に達する時期も早められるため、ぜひ取り組んでみてください。


ゲーム関連のスキルを学べるITスクールはこちら

関連キーワード

関連する記事

都道府県から探す

pagetop