【フロントエンドエンジニア】未経験からの転職・他IT職種へのジョブチェンジは可能?

フロントエンドエンジニアについて、未経験から挑戦できるのか、あるいはフロントエンジニアのキャリアパスが気になっている方も多いでしょう。

まず、フロントエンドエンジニアへの転職を検討するのであれば、仕事内容や求められるスキルを把握しておく必要があります。

そして、フロントエンドエンジニアの経験を活かして他IT職種に転職する場合は、どのような職種が向いているかを知ることが大切です。

当記事では、「これからフロントエンドエンジニアを目指す方」と「フロントエンドエンジニアからのキャリアチェンジを考えている方」に向けて、転職にまつわる有益な情報を紹介します。

フロントエンドエンジニアとは?

フロントエンドエンジニアとは?

フロントエンドエンジニアとは、Webサイトやアプリケーションにおいて、ユーザー側が接触する部分「フロントエンド」を設計・構築する職種です。

フロントエンドエンジニアの主な仕事内容は、Webサイトやアプリケーションの構築です。Webデザイナーが作成したデザインをもとに、HTMLやCSSなどを用いて形にし、最終的に構築したデザインがパソコンやスマートフォンなどに問題なく表示されるようにします。

フロントエンドエンジニアの平均年収は、約576万円(※2023年12月1日現在)となっています。
(出典:求人ボックス「フロントエンドエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」)

企業規模や経験年数などによっても変動するため、好条件の大企業に就職できれば、年収1,000万円を超えることも夢ではありません。

フロントエンドエンジニアの年収についてより詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

フロントエンドエンジニアに求められるスキル

フロントエンドエンジニアに求められるスキル

フロントエンドエンジニアは、Webサイト制作に関する知識・スキルを備えておくことが前提となります。

しかし、Webサイト制作に必要なスキルと一口にいっても様々なものがあるため、どこまでが求められるのか分からないという方も多いでしょう。

そこで、フロントエンドエンジニアが身につけておくべきスキルを5つ紹介します。

プログラミング言語に関するスキル


フロントエンドエンジニアは、Webシステム構築のためにプログラムを組みます。

プロジェクトによって求められるプログラミング言語が異なるため、複数の言語スキルを持っておくといいでしょう。

例えば、使用頻度が高い傾向にあるPHP、Python、Rubyがおすすめです。


HTML・CSSに関するスキル


Webサイトを作る際は、必ずHTMLやCSSに触れます。

Webデザイナーが指示する通りのデザインを実現するためにも、HTML・CSSを自由にコントロールできるだけのスキルを身につけておきましょう。

なお、HTMLやCSSにはバージョンがあるため、定期的に知識のアップデートが必要となります。

プロジェクトによっては過去のバージョンに触れる可能性もあるため、余力があれば標準バージョン以外の扱いも勉強しておくといいでしょう。


コーディングスキル


システムを正常に作動させるために必要なのがコーディングです。

コーディングとは、プログラミング言語を正しく記入していくスキルのことで、設計書のコード化が必要となります。

コーディングができるようになるためには、プログラミングコードの理解や設計書の読解力などを身につけることが重要です。


UI/UX設計


UI/UX設計とは、ユーザーに「使いやすいWebサイト・アプリケーション」と認識してもらうための作業です。さらに、UXはSEO順位にも影響するポイントとなります。

ユーザーに愛されるシステムを作るためにも、ユーザー目線に立つUI/UX設計は必要不可欠な知識・スキルです。


マネジメントスキル


フロントエンドエンジニアは、チームのまとめ役となることもあります。

チームで協力してプロジェクトを成功させられるように、メンバーのモチベーションコントロールやスケジュール管理なども併行しなければなりません。

エンジニアとしての技術的なスキルだけでなく、人間的なスキルも兼ね備えていると、より活躍の幅を広げられるでしょう。

未経験からフロントエンドエンジニアへの転職は可能?

未経験からフロントエンドエンジニアへの転職は可能?

フロントエンドエンジニアは、未経験からでも転職できる職種です。

IT関連求人の中には、数が少ないものの未経験者を歓迎する求人があります。

しかし、未経験の誰しもがフロントエンドエンジニアに転職できるというわけではありません。同じ未経験者であっても、適切な段階を踏んだり準備をしたりしているかで採用率が大きく異なります。

では、どうすれば未経験からフロントエンドエンジニアに転職できるのでしょうか。ここで具体的な方法を知り、適切な対策を講じましょう。


「未経験→フロントエンドエンジニア」の主なステップ


未経験からフロントエンドエンジニアへの就職・転職活動においては、下記のステップを踏むことでスムーズに進みやすくなります。未経験で何から始めたらいいのか分からない方は、各ステップを1つずつクリアして採用率アップを狙いましょう。

STEP(1)最低限必要なスキルを習得する

フロントエンドエンジニアは、業務の中で数々のITスキルを駆使します。

プログラミング、コーディング、UI/UX設計など、どのスキルもフロントエンジニアには必須とされているため、事前に勉強をしておくと大きなアピールポイントとなるでしょう。

また、フロントエンドエンジニアに必要なスキルを勉強していく中で、本当に自分に合っている職種かどうかを見極められるメリットもあります。

STEP(2)ポートフォリオを作成する

座学で知識を学んでも、実践に活かせなければ意味がありません。自分の実力を測るためにも、Webサイト作りに挑戦してみましょう。

さらに、制作したWebサイトは転職活動時にポートフォリオとして活用することで、未経験であっても知識・スキルを得るために努力してきたことをしっかりと証明できます。

他のライバルとも差をつけられるため、転職に有利に働くでしょう。

STEP(3)転職エージェントを活用する

転職エージェントは、転職者の相談に乗ってくれたり、希望に合った求人を紹介してくれたりするサービスです。フロントエンドエンジニアの経験がなくても応募できる求人を一緒に探してくれるため、転職における心強い味方となるでしょう。

また、転職エージェントは一般には出回っていない非公開求人を取り扱っていることがあります。自力で求人を探すより好条件な求人と出会える可能性があるため、転職エージェントに登録しておくことがおすすめです。


フロントエンドエンジニアに必要なスキルの習得方法


未経験でフロントエンドエンジニアを目指す場合、スキル習得の方法は独学かスクールの2択が主となるでしょう。

各方法のメリットとデメリットは、以下の通りです。
独学スクール
メリット・コストを抑えられる
・自分のペースで勉強ができる
・時間や場所を問わず勉強ができる
・疑問点を解決できる(挫折しにくい)
・最新スキルを身につけられる
・転職のアドバイスがもらえることもある
デメリット・つまずいた時に挫折しやすい(誰にも教えてもらえない)
・教材選びが適切かどうか判断しにくい
・受講費用がかかる
・数多くのスクールから自分に合ったスクールを選ぶのが難しい


独学は、受講費などがかからないため、コストを最小限に抑えて勉強ができます。さらに、勉強をする場所、時間、ペースを自分で決められることから、ストレスなく続けられるでしょう。

しかし、分からないところを教えてくれる人がいないため、自力で解決できないと挫折してしまうおそれがあることに注意してください。

一方、スクールはお金がかかるものの、学習環境が安定しているというのが魅力です。専門的な知識を持つ人が講師を務めるため、分からないところがあってもすぐに質問できる環境を活かして、挫折することなく乗り越えられるでしょう。

傾向として、フロントエンドエンジニアに必要な知識・スキルは難易度が高く、初心者の多くがつまずきます。したがって、フロントエンドエンジニアの勉強をはじめる場合は、疑問を改装してもらえるといったサポートのあるスクールがおすすめです。

フロントエンドエンジニアから他IT系職種への転職は可能?

フロントエンドエンジニアから他IT系職種への転職は可能?

フロントエンドエンジニアから他IT系職種へ転職することは、もちろん可能です。

フロントエンドエンジニアとして働いていると、プログラミングやコーディングといったIT関連スキル、マネジメント力・コミュニケーション能力といったヒューマンスキルが身につきます。

これらのスキルはフロントエンドエンジニア以外のIT系職種にも役立つため、キャリアチェンジしたとしてもスムーズに対応できるでしょう。

さらに、実力主義の傾向が強いIT業界においては、さまざまなスキルと経験を持つフロントエンドエンジニアは市場価値が高いです。多様なポジションで活躍できる可能性を秘めているため、多くのIT企業に求められる存在となるでしょう。

フロントエンドエンジニアの転職におすすめのキャリアパス5選

フロントエンドエンジニアの転職におすすめのキャリアパス5選

フロントエンドエンジニアは、業務の中で多様なスキルを身につけられるため、キャリアパスも広げやすい職種です。

具体的にどういったIT系職種で活躍できるのか、おすすめのキャリアパスを5つ紹介します。


プログラマー


プログラマーは、プログラミング言語を用いてソフトウェア開発などに携わる職種です。

フロントエンドエンジニアもプログラミング言語を扱うことが多いため、プログラマーの仕事にもスムーズに対応できるでしょう。

ただし、プログラミング言語と一口にいっても種類が多く、すべてを使いこなすのは困難です。プロジェクトによって扱う領域が異なるため、フロントエンドエンジニアの時より深いプログラミングスキルが必要となります。

プログラマーへの転職を検討したい方は、プログラマーの仕事内容をまとめた下記の記事もぜひご一読ください。
▶ プログラマーの仕事内容は?求められるスキル・向いている人の特徴も


Webデザイナー


Webデザイナーとは、Webサイトのコンセプト設計やデザインを手掛ける職種です。

フロントエンドエンジニアとWebデザイナーは一緒に仕事をする機会が多いため、Webデザイナーと関わっていく中で「自分もデザインに挑戦してみたい」と考える方も多く見られます。

Webデザイナーとなるためには、IT関連スキルだけでなく、デザインに関する知識も必要です。さらに、Photoshopなどのデザイン関連ソフトが扱えることも必須となるでしょう。
▶ Webデザイナーの仕事内容5選!未経験に必要なスキルや勉強方法を解説

Webディレクター


Webディレクターは、Web制作の現場監督となるポジションです。企画、Webページ作り、運用など、Webサイトの制作に関連するあらゆる業務を管理します。

また、デザイナーやエンジニア、さらにライターといった多方面のIT系職種に指示を出し、プロジェクトを遂行していかなければならないため、高いコミュニケーションスキルと管理能力が求められます。

フロントエンドエンジニアでプロジェクトのまとめ役を経験したことがあれば、挑戦しやすい職種となるでしょう。

▶ Webディレクターの仕事内容|求められるスキルや適正とは?



UI・UXエンジニア


UI・UXエンジニアは、ユーザーファーストなWebサイト制作に尽力する職種です。ユーザーにとって見やすいWebサイトデザインを検討したり、UI・UXを改善させたことでコンバージョンにどのような変化が見られたかを確認したりします。

フロントエンドエンジニアも、フロントエンドの構築・設計を実施する際に、多少なりともUI・UXを意識することがあるでしょう。業務をこなす中でUI/UX設計スキルを身につける方も多いため、転職してからも経験を活かしやすい職種と言えます。


システムエンジニア


システムエンジニアは、ソフトウェア開発・設計に携わる職種です。クライアントと打ち合わせをすることが多く、必然的に高いコミュニケーション能力が求められます。

基本的に、システムエンジニアは上流工程を担うポジションとなるため、プログラミングはプログラマーが担当する傾向です。

しかし、企業によってはシステムエンジニアがプログラミングにも対応しなければならないことがあります。そういった企業であれば、プログラミングスキルを持つフロントエンドエンジニアは歓迎されるでしょう。

まとめ

フロントエンドエンジニアは、未経験からでも転職可能な仕事です。

プログラミング言語やコーディングなどのIT関連スキルを勉強しておくと、同じ未経験者の中でも転職に有利に働くでしょう。

また、フロントエンドエンジニアの経験を活かして他IT系職種に転職することも可能です。

フロントエンドエンジニアは、業務の中でプログラミング、UI/UX設計、マネジメントといったあらゆるスキルを身につけられるため、幅広いキャリアパスを描けます。


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